2022.08.23.掲載
2022.10.02.改訂
✔︎オンラインの心理カウンセリングって、ちゃんと効果あるの?
✔︎オンラインカウンセリングって、心理の資格を持ったカウンセラーが対応してくれるの?
✔︎カウンセリングはオンラインカウンセリングよりも対面の方が良いんじゃないの?
近年、リモート文化の急速な普及にともない、オンラインカウンセリングがかなり一般的なものになりました。自宅からカウンセリングができるため、隙間時間を利用して、今までカウンセリングを受けられなかった人も利用できるようになっています。
✔︎オンラインカウンセリングってちゃんとしたカウンセラーが対応してくれるの?
✔︎やっぱりカウンセリングは対面の方が良いんじゃないの!?
新しいサービスには、不安はつきものです。
オンラインカウンセリングと対面のカウンセリングは、やはり違います。しかし、どちらが良いというものではなく、双方に長所と短所があり、自分の状況の応じて、適切に選択して良いものです。この記事では、オンラインカウンセリングとはなにかについて対面のカウンセリングとの比較検討を交えながら解説していきます。記事を読むことで、オンラインカウンセリングを知ることができます!
Writer:藤
資格:臨床心理士・公認心理師
キャリア:教育領域・保健領域を中心に
活動してきました。
–Comment-
- 当ブログの運営母体はオンラインカウンセリングのオフィスです。
- 臨床心理士・公認心理師のライターが、オンラインカウンセリングについてわかりやすく解説します!
当ブログを運営するカウンセリングオフィスの詳細はこちらをご覧ください。
オンラインカウンセリングとは
オンラインカウンセリングはビデオ通話で行うカウンセリング
オンラインカウンセリングとは、オンラインで行うカウンセリングのことです。
カウンセラーとクライエントが直接対面するのではなく、パソコンやスマホ、タブレットなどを利用して、ビデオ通話でカウンセリングを行います。お互いに顔が見えるので、直接会ってはいないけれど、相手を近くに感じながらカウンセリングができます。
ビデオ通話が利用できないときは、電話や無料通話サービスを使用することもあります。
オンラインカウンセリングを実践しているカウンセラーは昔からいましたが、2020年頃から始まった、リモート文化の爆発的な普及によって、一気に市民権を獲得して、今では対面のカウンセリングと並ぶ、ひとつの選択肢になっています。
ビデオ通話の設定は無料で簡単に利用できる
ビデオ通話というと操作が難しく感じるかもしれませんが、実は、簡単に使えるものが多いです。しかも、ビデオ通話のほとんどが無料で利用できます。
ビデオ通話の有名どころは次のサービスです。
- Zoom
- LINE
- FaceTime
- Skype
- GoogleMeet
これらは全て簡単な設定をすれば、無料で利用できます。名前を聞いたことがあるサービスも多いでしょうし、LINEやSkypeはすでに使っているという方がほとんどだと思います。さらに、ビデオ通話ではなく、通話のみの利用も可能です。
「自宅のWi-Fiが無い場合」、「データ通信を制限している場合」は、通信量が発生する可能性があるので注意しましょう!
オンラインカウンセリングの様子
オンラインカウンセリングの様子をイメージしてもらえるように、画像を準備しました。
下の画像は、zoomを利用したオンラインカウンセリングのイメージです。
このように、横2列に並べることもできますし、次の画像のように、相手の画像のみを映すこともできます。
自分の映像が入っていると集中できないという方は、相手の顔だけ映す設定にすると良いですよ!
どんな人がカウンセラーなの?
オンラインカウンセリングは、個人で開業しているカウンセラーも多いです。そのため、さまざまな資格を持っているカウンセラーがいます。
カウンセラーの資格には、「臨床心理士」のように取得コストが非常に高いものや、「公認心理師」のように国家資格として登録されているものもあれば、一般企業が交付している数ヶ月で取得できる資格まであります。
もちろん、資格の種類や有無でカウンセラーの良し悪しが決まるわけではありませんが、カウンセラー選びの一つの基準にはなり得ます。
一般的にカウンセラーとして信頼されている資格は「臨床心理士」と「公認心理師」です。オンラインカウンセリングを提供している機関では「カウンセラー紹介」のページで、カウンセラーの所有している資格や、簡単なプロフィールを掲載していますので、確認してみると良いでしょう。
✔︎臨床心理士について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
✔︎公認心理師について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
当ブログを運営しているオフィスでは、臨床心理士・公認心理師の有資格者がオンラインカウンセリングを行っています。
ビデオ通話の設定をわかりやすく解説
ビデオ通話は本当に簡単
オンラインカウンセリングを検討する人が特に心配するのは、「ビデオ通話がちゃんとできるかな?」という点です。これは全く心配しなくても大丈夫です。というのも、最近のビデオ通話サービスはとても簡単に使えます。
それでは、ビデオ通話の有名どころを紹介していきます!
zoomの場合
zoomは、他のビデオ通話サービスに比べてデータ通信のコストがかからず、使える機能も多いため、多くのオフィスが採用しています。
zoomの場合、アカウントの登録が推奨されていますが、パソコンでしたら、アカウントを登録しなくても次の手順で簡単にビデオ通話が利用できます。操作になれるまでは、この方法で試してみても良いかもしれません。
※次の画像はメールの受信画面です。
より詳しい使い方については、こちらの記事をご覧ください!
LINEやFaceTimeの場合
LINEやFaceTimeのような、すでに私たちのスマホにインストールされているアプリでも、ビデオ通話はできます。
LINEの場合
LINEは、次の手順で簡単にビデオ通話ができます。
- チャット画面の右上にある電話マークをタップ
- 電話マークの下に出てくるビデオ通話マークをタップ
FaceTimeの場合
FaceTimeは、聞き覚えのない方もいるかもしれませんが、iphonにもともと入っている純正アプリです。
自分もiphonで相手もiphonの場合は、自動的にアイコンが作成されているので、連絡先からアイコンをタップするだけでビデオ通話ができます。
より詳しい使い方については、こちらの記事をご覧ください!
まとめ
このように、すでに私たちが持っているアプリを使って、簡単にビデオ通話をすることができます。これらビデオ通話は、パソコンやタブレットでも使えます。カウンセリングに使いたいときは、カウンセラーやオフィスの窓口に相談してみましょう。
気をつけなくてはならないのは、データ通信の容量です。自宅にWi-Fiがなくて、データ通信を制限してスマホを使っている方は、データ通信を使い切ってしまうとビデオ通話が繋がらなくなってしまいます。そして、データ通信を追加すると、料金が発生します。今自分がどのような契約をしているのか、確認しておくと良いでしょう。
詳細はこちらから!
オンラインカウンセリングのビデオ通話の設定やインターネット料金について詳細については、こちらの記事に詳しくまとめています!
オンラインカウンセリングと対面カウンセリング3つの共通点
オンラインでもカウンセリングはできます
オンラインカウンセリングを検討される方が一番疑問に思うのは、オンラインでもカウンセリングができるのかという点です。
オンラインでも、カウンセリングを行うことは可能です。もちろん、オンラインと対面では違いがあります。しかし、次のように共通点もあります。
- 言葉を使って対話ができる
- 相手の顔を見て話ができる
- カウンセリングの本質は変わらない
カウンセリングといえば対面という印象が強いですから、疑問に思うのは当然ですよね。
言語を使って対話ができる
カウンセリングは、カウンセラーとクライエントの言語を媒介とした交流を通じて進んでいくというのが、最も本質的な構造です。オンラインカウンセリングも、言語を媒介とした交流が基本となりますから、カウンセリングのもっとも本質的な構造は変わらないといえます。
顔を見て話ができる
カウンセリングでは、表情や眼差しなど、言語以外のコミュニケーションも大切なエッセンスとされています。
ビデオ通話サービスを利用することで、相手の顔を見てカウンセリングをすることができますから、そうした言語以外のコミュニケーションはオンラインでも可能です。
例えば、次のような、言語を超えた関わりも、ビデオ通話を使うことで可能となります。
- カウンセラーとクライエントの間に沈黙が訪れたとき、クライエントの内省している表情を読み取って、沈黙を大切に見守った。
- クライエントの感情のこもった語りに対して、真剣な表情で聞き入った。
カウンセリングで行われること
オンラインカウンセリングでも、対面カウンセリングでも、カウンセリングで行われることは基本的に同じです。
カウンセリングでは、カウンセラーとの対話を通じて、クライエントが自分のこころと向かい合います。より具体的には、次のようなテーマで対話が行われます。
- クライエントが困っていること
- 最近気になっていること
- 嬉しかったこと
- 悲しかったこと
この基本的な構造はオンラインカウンセリングでも対面カウンセリングでも変わることはありません。
対面とオンライン、構造は違いますが、ちゃんとカウンセリングはできます!
対面とオンラインの共通点について、詳しくはこちらをご覧ください!
オンラインカウンセリングと対面カウンセリング3つの相違点
オンラインカウンセリングと対面カウンセリングはやっぱり違う
オンラインカウンセリングと対面カウンセリングは、先に挙げたとおり、本質的な部分は共有しています。しかし、次の3つの違いがあります。
- 目の前に相手がいるか画面越しか
- 移動が必要か家から繋げられるか
- インターネット環境かアナログ環境か
目の前に相手がいるか、画面越しにいるか
オンラインカウンセリングと対面カウンセリングの一番の違いは、目の前に相手がいるか、画面越しに相手がいるかです。
目の前に生身の相手がいるということは、とても刺激が強いことです。肌で感じる存在感や緊張感は、オンラインではどうしても再現できません。また、画面越しですと、多くの場合胸から上しか見えませんので、お互いにキャッチできる情報が少ないです。
例えば、足を組んで話しているのと内股で話しているのでは相手に与える印象はまったく違いますが、画面越しだとその違いには気づけません。
そうした「画面越しの距離感」は、悪いことばかりではありません。人を前にすると緊張してしまう人などは、存在感や情報が制限されることで、安心してカウンセリングを受けられることもあります。
移動が必要か、部屋から直接繋げるか
部屋から直接カウンセリングをするか、カウンセリングルームまで移動する必要があるかというのも、大きな違いのひとつです。
移動の時間がかからないということは、隙間時間を使い、今までカウンセリングができなかった人も、カウンセリングができるようになるということです。
しかし、カウンセリングを行ううえで、「カウンセリングルーム」というのは、とても大きな意味を持ちます。
例えば、オンラインでは、次のような「カウンセリングルームがあるからできること」ができなくなってしまう弊害もあります。
- いつもと違う、特別な空間でカウンセリングを行うからこそ、自分の内面を見つめることができる。
- カウンセリングルームまで移動する間にこころの準備を整える。
インターネット環境かアナログ環境か
オンラインカウンセリングには、インターネット環境が必要になります。
スマートフォンやモバイルルーター、もしくは自宅のWi-Fi環境などが整備されていない方は、新しくインターネット環境を整える必要があります。
また、ビデオ通話のようなバーチャル環境は、人によっては馴染みがなく、はじめは座りの悪さを感じるかもしれません。
そうした新しい環境に慣れなくてはならないというのは、オンラインカウンセリングをはじめるにあたって障壁になります。対面カウンセリングでは、そのようなストレスはありません。
しかし、すでにインターネット環境が整っていて、ビデオ通話のようなシステムに馴染みのある方は、すぐにはじめられる手軽さを持ち合わせているのがオンラインカウンセリングの特徴です。
インターネット環境に不安を感じている方は、自分が利用したいと思っているカウンセリングオフィスに相談してみるとサポートしてもらえるかもしれません!
詳しくはこちらから!
オンラインカウンセリングと対面カウンセリングの共通点と相違点については、こちらの記事に詳細をまとめています!
オンランカウンセリング5つのメリット
対面カウンセリングに対してオンラインカウンセリングにはメリットもデメリットもある
先に挙げた相違点は、オンラインカウンセリングのメリットだけでなくデメリットも産みます。オンラインカウンセリングのメリットとデメリットをしっかり把握しておくことは、オンラインか対面か、カウンセリングの形態を選択するうえで大切です。
まずは、メリットから整理していきます!
オンラインカウンセリングは、次のようにオンラインという構造ならではのメリットがあります。
- 移動しなくて良い
- 対面よりも圧迫感が少ない
- 安心できる場所でカウンセリングできる
- 地域を選ばずカウンセリングができる
- 自宅から予約・接続ができるので心理的障壁が少ない
①移動しなくて良い
①-1 費用が節約できる
「移動しなくて良い」というのは、とても大きなメリットになります。まず、交通費がかかりません。カウンセリングを受けられる機関は少なく、遠方に足を運ばなくてはならない方は、交通費が高額になりがちです。その費用が節約できるのは、大きなメリットです。
①-2 今までカウンセリングを利用できなかった人も利用できる
オンラインカウンセリングは、移動が必要ないため、すきま時間を使ってカウンセリングができます。自宅にいながら1時間程度が確保できれば良いのです。そのため、いままでカウンセリングを利用したかったけどできなかったという人も、利用できるようになります。
①-3 移動手段が無い人もカウンセリングを利用できる
交通の便が悪い地域に住んでいる方や、公共交通機関を利用できない方のなかには、カウンセリングを受ける機関まで移動する術をもたない人もいます。そうした移動手段が無い方もカウンセリングが利用できるようになります。
移動が無いだけで、かなりカウンセリングを利用しやすくなります!
②対面よりも圧迫感が少ない
オンラインでは、画面越しで情報が制限されるため、対面ほど相手の存在感が強くありません。そのため、人前に出ると緊張してしまう。人を目の前にするとうまく喋れない。といった方も、リラックスしてカウンセリングに臨めるというメリットがあります。
③安心できる場所でカウンセリングできる
対面の圧迫感と同様に、場所による緊張が少なくてすむのもオンラインカウンセリングのメリットです。新しい場所に赴くのは、だれでも緊張するものです。オンラインカウンセリングは、自室など、慣れ親しんだ場所から行うことができるので、そうした緊張を感じることなくカウンセリングに望めます。
④地域を選ばずカウンセリングができる
カウンセリングを利用しようと思ってインターネットで調べたとき、「良さそうだな」と感じた機関がかなり遠方であることは多いです。オンラインカウンセリングは場所を選びませんので、地域の縛りがなく、希望する機関のカウンセリングを利用できます。
⑤自宅から予約・接続ができるので心理的障壁が少ない
対面でカウンセリングを受けようとすると、まずは自分でクリニックやカウンセリングオフィスを訪問し、診察を受けたり、受付さんとお話したりとさまざまな手順を踏まなくてはなりません。
もちろん、オンラインカウンセリングでも、初回はカウンセラーに事情を説明するなど手順はありますが、 対面のカウンセリングオフィスや、クリニックほどの大変さはありません。
「クリニックやカウンセリングオフィスに訪問することを考えると不安や緊張が高くなってしまう」「まずは一度話をしてみたい」そんな方がまず利用する機関として、オンラインカウンセリングは一つの選択肢になり得ます。
オンラインカウンセリング5つのデメリット
オンラインカウンセリングのデメリットは、メリットと表裏一体
オンラインカウンセリングのデメリットは、メリットと表裏一体です。オンラインカウンセリングは自宅から接続できて、コストや心理的障壁も少なく、利用し易いです。しかし、その利用し易さはデメリットを産みます。
オンラインカウンセリングには、次のようなデメリットがあります。
- こころの準備ができない
- 画面越しのため情報量が減る
- 対面のリアルさが減ってしまう
- インターネット環境で不具合が発生してしまう可能性がある
- 静かに話せる場所を確保しなくてはならない
①こころの準備ができない
対面カウンセリングは自宅を出て、カウンセリングルームまで移動します。その移動の間にこころの準備を整えたり、前回のカウンセリングからその日まで、何があったかを振り返ることもできます。
オンラインカウンセリングでは、移動の必要がないので、例えばカウンセリングの直前まで家事をしていても大丈夫です。しかし、日常生活から急にカウンセリングのモードに切り替えることは難しいものです。そのため、気持ちを切り替える工夫が必要になります。
例えば、「ウンセリングがはじまるまで10分はひとりで静かに過ごす時間を作る」ような方法です。
②画面越しのため情報量が減る
オンラインカウンセリングは、画面越しで行うため、対人刺激が少ないのが特徴です。対人刺激が少ないというのは安心できる材料になりますが、その分情報量が少なくなるというデメリットがあります。
画面越しでは一方向の画角で胸元から上の情報しか得られません。例えば、次のようなことはオンラインではわかりません。
- カウンセラーがどんなことをメモしているのか。
- カウンセラーは身長が大きいのか、小さいのか。
- 画面に映っていない部カウンセリングルームは綺麗なのか、汚いのか。
また、対面カウンセリングでは、次のように言葉のやりとり以外の交流ができます。
- カウンセリングルームに入るときカウンセラーが笑顔で温かく迎え入れてくれた。
- 椅子に座るとき優しく「どうぞ」と促してくれた。
- 涙を流したときに、そっとティッシュを差し出してくれた。
こうした交流ができるのは、対面のみです。
このように「情報」や「交流」が制限されているのは、オンラインカウンセリングのデメリットです。
③対面のリアルさがどうしても減ってしまう
オンラインカウンセリングは画面越しのため圧迫感が少ないです。これは安心できる材料になり得ますが、一方で、カウンセラーの存在感が希薄になってしまうことにも繋がります。
例えば、オンラインでは、目が合うということはありません。画面越しに目を合わせようとすると、カメラ目線をする必要があるのですが、オンラインカウンセリングでは、基本的に画面の相手の顔を見ます。そのため、カメラの位置より少し下に目線が下がってしまうのです。
視線が大きくずれるわけではないので、目が合う合わないは、そこまで気にならない人の方が多いです。しかし、生身の人間と面と向かって存在を感じながら語り合う。そうしたカウンセリングを希望される方は、対面カウンセリングを選択した方が良いでしょう。
④インターネット環境で不具合が発生する可能性がある
オンラインカウンセリングは、インターネット環境にささえられて成立します。そのため、インターネット環境が不安定になってしまうと、カウンセリングに支障をきたしてしまう可能性もあります。
一番多いのが、画面が固まってしまうことです。集中して話をしている最中に急に相手が止まってしまうと、せっかくできた話の流れが途切れてしまい、話から気持ちが離れてしまいます。
このようなトラブルはインターネット環境に依存している以上仕方がないので、こころの準備をしておきましょう。
⑤静かに話せる場所を確保しなくてはならない
静かに話せる場所を確保するのは、特に家族がいる人にとっては難しいかもしれません。
オンラインカウンセリングの最中に家族の声が聞こえてくる、子どもに呼ばれてしまう、来客があるといのはよくあることです。そうした外からの刺激が気にならないという方は良いのですが、気にしてしまう方も多いです。
事前に家族とお話して、「この時間は声をかけないで欲しい」など、お願いをしておく方がも多いようです。
詳しくはこちらから!
オンラインカウンセリングのメリットデメリットについては、こちらに詳しくまとめてあります。
良いカウンセラーを見つける方法
予約しようとしても目移りしてしまう
いざオンラインカウンセリングを利用しようと思っても、どのオフィスで、どのカウンセラーの予約を取れば良いのか悩んでしまう方が多いです。それだけ最近は、多くのカウンセラーや企業がオンラインカウンセリングを提供しています。
カウンセラーの資格を見てみる
カウンセラー選びに迷ったときは、所有している資格を見てみるのが一番です。
オンラインカウンセリングを利用しようと考えたとき、一番大切なのは、良いカウンセラーに出会えるかどうかです。
良いカウンセラーを探す一つの目安になるのは、カウンセラーが持っている資格です。もちろん、資格を持っているからといって必ずしも良いカウンセラーであるとは限りませんが、ちゃんと勉強をしてきた人かどうかを判断する一つの基準にはなり得ます。
特に「臨床心理士」や「公認心理師」は、指定された大学や大学院で学び、資格試験に合格しているので、最低限のカウンセリングに関する知識を持っています。迷ったときは「臨床心理士」や「公認心理師」の資格を持っているカウンセラーを選択すると良いでしょう。
カウンセラーの人となりを知る
個人で開業しているカウンセラーの場合は、HPで詳細な自己紹介、コラムやブログを書いている人も多いので、読んでみると、カウンセラーの人となりを知る手がかりになります。
あなたにとって、カウンセラーが良いパートナーとなるかどうかは、カウンセラーの知識や経験というよりむしろ、あなたとカウンセラーの相性や縁によるところが大きいです。ですから、カウンセラーの人となりが伺えるホームページやカウンセラー紹介を見ながら、ピンときたカウンセラーを選ぶと良いと思います。
オンラインカウンセリングを受けたい方へ
当ブログを運営しているカウンセリングオフィスは、臨床心理士・公認心理師によるオンラインカウンセリングを実施しています。詳細はこちらからご覧いただけます。
おわりに
この記事では、オンラインカウンセリングについて解説しました。
ポイントは次の通りです。
✔︎オンラインカウンセリングは、ビデオ通話で行う心理カウンセリング!
✔︎ビデオ通話の設定は実はとっても簡単!
✔︎オンラインカウンセリングも対面カウンセリングも根本は同じです!
✔︎オンラインカウンセリングは、移動しなくても良い、対面の圧が少ないといったメリットがある!
✔︎オンラインカウンセリングは、移動できない、対面の温もりを感じられないといったデメリットがある!
✔︎カウンセラー選びに迷ったら、資格やブログ・コラムを見てみよう!
オンラインカウンセリングを検討しているあなたのお役に立てると幸いです!
参考・引用
前田正治・桃井真帆・竹林由武編著(2020).遠隔心理支援スキルガイド-どこへでもつながる援助-誠信書房.
コメント