【プレゼン】に能力はいらない!うまくなるのは超簡単|テンプレートで「うまく話せない」を克服

プレゼン

2022.06.02掲載

✔︎人前で上手に話せない!いつも心臓がドキドキするんだ。

✔︎プレゼンのとき、みんなにどう思われているのか気になる!いつも嫌な汗かいちゃうんだ。

✔︎一生懸命話してるのに、ぜんぜんみんなに伝わらない。悔しい!

人前で話すのって難しいですよね。一生懸命話す内容を考えたって、全然理解してもらえない。。。

緊張して、不安になって、嫌な汗をかきながら、、、こんなに頑張ってるのに!!

でも、気にしなくて大丈夫です。それは、みーんな同じだから!人は基本的に話を聞いてくれません。あなたも、高校の授業や大学の講義で先生が話してたこと、覚えていませんでしたよね?

ね?みんな同じなんです!

そして、そんな人に話を聞いてもらう技術。ちゃんとあります!この記事では、誰でも簡単にプレゼンが上手になるテンプレートを紹介します。

扱うテーマは「起承転結」「PREP法」「CRF法」「SDS法」の4つ。どれも王道の技術です!これらは、コツさえ掴めば簡単に実践できます!この記事を読むと、プレゼン技術のテンプレートを覚えることができます。そして、今日からあなたもプレゼン上手になれます!

Writer

ライターは、専門学校や大学の講師として「教える」仕事に従事してきました。日々の講義を通じて、話を聞いてもらうためのプレゼンスキルについては、さんざん研究してきました!そんな経験をもとに、具体的にわかりやすい記事を書いていきます!

それでは早速内容に入っていきます!

目次

はじめに

この記事の構成

この記事では、次のテーマについて、順番に解説していきます!

✔︎起承転結
✔︎PREP法
✔︎CRF法
✔︎SDS法

各項にはより詳細に解説した記事へのリンクも準備しています!興味のあるかたはそちらもチェックしてみてください!

起承転結

起承転結

起承転結ってそもそも何?

起承転結は、もともと中国の伝統的な詩の表現方法を由来としています。

詩というだけあって、基本的に「短い文章」で表現するために開発されたものです。そして、「短い文章」の中でストーリー表現できる、非常に優れた技術です!

主に、次のような場面で活躍します。

✔︎自分のエピソードを紹介したいとき。
✔︎自己紹介。
✔︎研修やプレゼンに使う小話。

起承転結のメリット

起承転結の最大のメリットは、メリハリのあるストーリーを語ることによって聞き手に「話し上手」なイメージを与えることができることです。

自己紹介やプレゼン前の小話で起承転結を使うと

この人話が上手い人だ!

という印象を相手に与えることができるので、その後の話をしっかり聞いてもらえます。

起承転結の構造

起承転結は次のような構造を持っています。

①まず話題を提示して(起)
②その話を進めて(承)
③話の転換点を作り(転)
④オチを作る(結)

起承転結のコツ

起承転結を使いこなすための一番のコツは「『転・結』から考える」です!

多くの場合、起承転結で一番伝えたいのは「転・結」の部分です。

例えば、うらしま太郎は竜宮城に訪れたところからが本題で、家族と仲睦まじく漁師家業をやっていたことは、話の本筋ではありませんよね。

このように、一番伝えたいことから逆算して、「起・承」を作り上げると良いです!

詳しくはこちらから!

起承転結については、次の記事でより詳しく解説していますので、そちらをご覧ください!

PREP法

PREP法

PREP法ってなに?

PREP法は、プレゼンの最も基本的な「結論から伝える」テクニックのなかでも一番王道の技術です。これだけ知っていれば、プレゼンは完璧といっても良いくらいの技です。

PREP法構造は次の通りです。

Point(結論)
Reason(理由)
Example(具体例)
Point(結論)

このように、自分が伝えたい情報の理由と具体例を結論でサンドイッチして相手に伝えます。

PREP法のメリット

PREP法のメリットは、なにより「相手を引き込める」ことです。はじめに結論を伝えることで、聞き手は一気にあなたの話に集中します。

加えて、結論にサンドイッチされている「理由」と「具体例」は話の説得力をしっかり補強してくれます

PREP法を覚えて、テンプレート通りに話が展開すれば「相手を引きこめて」「説得力のある話」ができます!

PREP法のコツ

PREP法一番のコツは、「最後の結論を忘れない」ことです!

結論からはじまり、理由と具体例を説明する。それでも説得力は出ますが、理由→具体例と進むにつれて話が末広がりになっていきます。つまり、何が言いたいのか、徐々にぼやけていくということですね。

そこでPREP法では、最後にもう一度結論を持ってくることで、綺麗に話をまとめてプレゼンを締めくくります。そうすることで、最後のダメ押しで説得力が底上げされます!

詳しくはこちらから!

PREP法については、次の記事でより詳しく解説していますので、そちらをご覧ください!

CRF法

CRF法

CRF法ってなに?

CRF法はPREP法と同じように「結論から話す」プレゼンスキルです。しかし、PREP法と大きく違う点がひとつあります。それは、結果の後に、理由ち事実(根拠)を並べることです!

PREP法が結論の後に並べるのは理由と具体例ですから、ちょっと違います。CRF法は、より事実(根拠)が重要視されるような結論、いわゆるエビデンスが大事!というような事柄を説明するときに役立ちます!

CRF法のメリット

CRF法の一番のメリットはやはり「短時間で高い説得力のあるプレゼンができる!」というところにあります。

CRF法では、揺るぎない事実(根拠)を提示するわけです。つまり、「一目瞭然」なのです。

とはいえ、いきなりデータを見せられても、多くの人は

ナニコレ?

となってしまうので、結論→理由と順をおって丁寧に説明してあげる必要があります!

CRF法のコツ

CRF法の一番のコツは、理由と事実(根拠)をしっかりわけて伝えることです。この2つの違いはとっても単純で、「要約度」です。事実は多くの場合、生のデータです。そして、理由は、それをわかりやすくまとめたものです!

例えば、洋服屋さんで今年のトレンドを説明するとき、根拠となるのは雑誌の写真になります。

でも、お客さんからすると、いきなり雑誌を渡されても困りますよね。

そんなとき、店員さんが、雑誌の写真のみるべきポイント(例えばトレンドの着こなし)などを解説してあげるとお客さんは「なるほど!」と理解してくれます。

このように、一見わかりにくい事実(根拠)を、素人でもわかるように要約して「理由」として伝えてあげるのがCRF法のコツなんです!

詳しくはこちらから!

CRF法については、次の記事でより詳しく解説していますので、そちらをご覧ください!

SDS法

SDS法

SDS法ってなに?

SDS法は、特に複雑な事柄を伝えるときに有効なプレゼンスキルです!

SDS法のSはSummaryの「S」つまり、話の要約です。PREP法は結論から伝えますが、結論ですから、基本的には「ひとつの事柄」しか伝えられません。一方、SDS法は要約ですから、「ひとつの事柄」にまとめられないことでも伝えることができます!しかも、非常に整理されて論理的に伝えることができるのです。

SDS法の構造は次の通りです!

1)Summary(要約)
2)Detail(詳細)
3)Summary(要約)

このように、話の詳細を「要約」でサンドイッチして相手に伝えます!

SDS法のメリット

SDS法の一番のメリットは、複雑な話をしても、「聞き手を置いてきぼりにすることがない」ということです!

複雑な話で一番困るのは、聞き手が話についてこれなくなってしまうことです。SDS法では、最初に「要約」として話の要点を相手に伝えることができます。そうすることで、「話についてこれなくなる」を防げるのです。

SDS法のコツ

SDS法一番のコツは「箇条書き」です!

複雑な事柄は、どんなに短くまとめても文章である限りある一定の難解さはつきまといます。しかし、不思議なことに「箇条書き」にすると、話が一気にシンプルに見えてきます!とはいえ、一覧票のように項目が並んでも見辛いので、多くても3つ程度に絞るように心がけましょう!

詳しくはこちらから!

SDS法については、次の記事でより詳しく解説していますので、そちらをご覧ください!

おわりに

この記事で扱っている内容は以下の4点です!

✔︎起承転結
✔︎PREP法
✔︎CRF法
✔︎SDS法

記事には簡単な概略のみを記載しています。

より詳しい内容を知りたいなという方は、各項の最後にあるリンクに飛んでみてください!

みなさまのお役に立てると幸いです!

引用・参考

犬塚壮志(2021).あてはめるだけで”すぐ”伝わる 説明組み立て図鑑.SBCreative.
新村出編(1991).広辞苑第四板.岩波書店.
野呂エイシロウ(2021).心をつかむ話し方無敵の法則.アスコム.

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この記事を書いた人

License:臨床心理士/公認心理師
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